空海になりたい。


今、司馬遼太郎の「空海の風景」という本を読んでいる。
最初、読みづらく、読むのも、滞りがちだったが、そろそろ中盤に差し掛かる頃から、急に面白くなってきた。


空海の、時代に選ばれたともいえる運や、周囲や状況とのめぐり合わせもさることながら、
その、鮮明なビジョンを描く能力、
苦しみも厭わない行動力とずるがしこさ、
そして、自分の欲望に正直なこと。
それが、大きなパワーになっている。


今、将来何になりたいときかれれば、
迷わず、こう答えると思う。
空海になりたい」


一度、四国に行ってみるかな。。。