ヒッコリーロードの殺人


エムゴーは、リラックスしたい時や、電車に乗っている時などの空いた時間には、読書をすることが多いです。
最近では、i-podで音楽を聴く人が多いようですけど。


そんな時読む本は、ムエタイにも、仕事にも関係ないものを好んで読みます。
最近多いのが、アガサクリスティーの名探偵ポアロ
推理小説です。


今回、紹介する「ヒッコリーロードの殺人」もそうですが、読みやすいのと、最後まで読めない展開に惹かれています。
そして、普通の推理小説とは、一味違うのが、会話が中心になっていること。
さらに、登場人物の何気ないと思われる一言が、最後の展開の重大な布石だったり・・・。
他の推理小説と比べて、展開は激しくないけど、
無意識のうちにに、会話の一言一言に隠された意味を探ってしまう、そんな楽しさが、魅力なんでしょうか。


この「ヒッコリーロードの殺人」は、学生寮内での、手の込んだ殺人事件。
でも、手の込んだ事件だと明らかになるのは、終盤の終盤。
ポアロと警部たちの会話の中。
(もちろんポアロは、もっと前にわかっていたんでしょうけど。)
それまで、2転3転、犯人を推理しながら、楽しんでみると面白いと思います。