偉人?異人?変人?になる。


今日は、いくら何でも、誰が何と言おうと、休むことにした。
昨日のあの状態を考えると、今日トレーニングしたら、また、疲労を重ねて、満足な練習ができないだけと考えたから。
それに、2月最後の日だし、
ましてや、今年はうるう年で、今日はサービスのような日だし、
休む環境はそろった、と勝手に解釈した。
そうでも考えないと、また、トレーニングしてしまうから。
本当に困ったものである。


ということで、今日は、トレーニング以外の話を。


仕事の合間、休み時間のこと。
何気なくネットを歩いていたら、突然ぶち当たった衝撃的な文字。


笠置シヅ子さんの華麗なアトラクションの前に、私のようなハゲ頭がしゃしゃり出るのはまことに艶消しでありますが、……」
という文字。


これは何かと言うと、割腹自殺で有名な三島由紀夫さんが、大蔵官僚時代に書いた、偉い人が公式の場所で話すための、おそらく国会答弁のための原稿案の冒頭らしい。
もちろん没になったのだが、
さすがに、これには、腹を抱えて笑った。


だって、
「艶消し」だって、
「艶消し」だぜ、
「艶消し」の文字が、音感が頭から離れない。
試しに、隣の女の子にも見せたら、プッと吹き出していた。


何とも、なんというユーモアというか、
何とも人を食った態度というか、
正直惚れました。


思わず、隣の女の子に、
「オレ、三島由紀夫になりたい!」
って、宣言した。


早速、会社の帰りに、三島由紀夫先生の本を10冊ぐらい買い込んで来た。
こんな面白いことを考えられる人が、どんな文章を書くのか?
すごく興味深い。


さすが、偉人は違うな・・・。
オレも、偉人になる・・・。