口は・・・
さて、続きをば。
その前に、通勤中、雨で濡れた床に滑って、危うく転びそうになった。
ヒジョーに、恥ずかしかった。
新しい靴を買わなきゃなんないかな。
そのあと、試しに、先日読んだ、スポーツ選手の体の使い方についての本に書かれていた、アウトエッジ(足の裏の外側)を意識した歩き方をしてみたら滑らなくなった。
地面を蹴らないのがいいのか?
とりあえず、この本に書かれた内容信じてみよう、と思う。
- 作者: 小田伸午
- 出版社/メーカー: 大修館書店
- 発売日: 2005/03/01
- メディア: 単行本
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で、昨日の練習の話。
昨日は、雨が降っていたからでもないのだろうが、ちょっと股関節の動きが悪かった。
だから、いつもの蹴り方ができなかった。
ほんの少しだけ、体の開きを早めにするような意識で、腰を相手、ミット、サンドバッグにぶつけるようなイメージで蹴ったみた。
ほんのちょっとの、感覚の問題だけど、これが、意外と良かった。
あわせて、すねの深い部分をしっかり当て、すねを投げ飛ばして、ぶつけるように。
いつもより、威力があったのではないだろうか?
それから、スパーリング。
ほとんどが、プロとタイ人が相手の激烈な8ラウンド。
他にいたアマチュア2人は、エムゴーが蹴られたローキックの音に驚いて、
「痛そー」と、しきりに言っていた。
ただ、当の本人は、それほどでもなかった。
痛いこともあったが、後に残る痛みではない。
かなり、打たれ強くなってるな、という感じ。
他の人が、何度もローキック蹴られて、「痛いっ」って、ダウン状態になっている中、
同じ、そのローキックを受けても、涼しい顔で闘っているエムゴー。
だって、実際に、騒ぐほどに痛くないんだもん。
だが、それが、逆に良くなかったのか、
だんだん、蹴る時の、プロの顔つきが変わってくる。
先日の一言を思い出す。
「時々、本気で蹴っちゃってますよ(笑)」
・・・
心なしか、ローキックが増えてくる。
同じところを狙って。
何度も何度も食らったが、それでも、効くというほどではなかった。
スパーリング後、そのプロに、
「蹴っても、蹴っても、効いているかどうかわからない・・・」
って言われた。
それを、ほめ言葉としてとっておくことにした。
決して、鈍いということではなく(笑)。
そして、今週末に試合を控えているタイ人とのスパーリング。
こちらも、なんだかローキックが多い。
もういい加減、疲れて、もう終わりだろうと思うと、
「もう、いちらうんどぉ」とくる。
しまいには、「やすみなしぃ」とインターバルまで続けようとする。
しかし、やられはしても、まぁ、何とか無傷でこなした。
と思ったが、最後の1分になった頃、失言してしまった。。。
ローキックを食らった時、
「かゆい、かゆい」
と言ってしまった。
急に、血相を変えて、攻めてくるタイ人。
「どこが、かゆい?」
ローキックが、パワーアップした。
1分だからと、なめたのが、甘かった。
教訓:1分は長い。
何度か、痛い、痛いローキックを食らった。
その痛みが、今でも、左足に少し残る。
教訓2:口は災いの素
そのあとの「もう、いちらうんどぉ」は、
聞こえないふりをして、静かにグローブをはずした。