きんぴか3・真夜中の喝采 浅田次郎
「無理だと思ったら何ひとつできやしません。・・・」
(真夜中の喝采より)
ホントそうなんだよな。。。
それにしても、この小説、
ピスケンといい、大河原軍曹といい、広橋秀彦といい、
エムゴーの性格と似ている部分が目についた。
それが、いいところであれば、満足なのだが・・・
どちらかというと、子供じみた、世間ずれした部分に多いような。
とりわけ、5代目の襲名を嫌って、子供のように逃げ出すピスケンは、レベルの差こそあれ、今の(いや近い将来と言った方がより正確か?)エムゴーに似ている。
そんな訳で、すごく親近感のわいた小説だった。
それに、阿部まりあ婦長にも、惚れたし(笑)。
- 作者: 浅田次郎
- 出版社/メーカー: 光文社
- 発売日: 1999/09/01
- メディア: 文庫
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