満足感を求めて。


久しぶりに見たテレビの画面には、室伏選手が映し出されていた。
世界陸上の、ハンマー投げの中継。


競技は進んで、最終投擲に。
その時点で、室伏選手は、3位にも入っていなかった。
地元日本での開催で、金メダルを大いに期待されていて、相当なプレッシャーがかかっていただろうと、たやすく想像できる。


エムゴーは、それを、ランニングをしながら、見ていた。
最終投擲に入る準備をしている室伏選手を見て、とにかく、結果よりも、魂の入った投擲を期待した。


そのとき、エムゴーは、当初の予定より5分オーバーして走っていた。
ペースも順調に上がっていて、かなり限界に近い状態だった。


そのとき、ふと、思ったこと。
「室伏、魂の入った投擲をしてくれ!おれは、あと5分、さらにペースを上げて耐えてみせる!」
限界に達して、白い頭に浮かんだ台詞。
今考えると、笑えてしまう。


とにかくがんばった。
なんとか、息も切れ切れ、根性でゴールに走り込んだ、という感じだった。


そして、室伏選手もがんばった。
結果こそ、期待通りではないにしろ、魂の入った投擲だったと信じる。
その証拠に、次の選手が、1位に浮かび上がる大投擲をした際に、敵である、その選手のところに行って、抱きついて、喜びを分かち合うように、祝福していた。
自分が精一杯やった後でしか、できない行動だろう。


結果は、勝ったとしても、負けたとしても、
それとは別の次元で、そんな満足感を求めて、エムゴーも日々がんばっているんだ、ということ思い起こさせられた。


その後、ストレッチをし、久しぶりに、筋トレもそこそこやった。
明日、筋肉痛にならなきゃいいけど・・・。
本当はよくないのかもしれないが、一応サウナの中で、マッサージはしておいたが。。。
さて、どうだろう?


ということで、今日はここまで。