「楽しむ」ということ。
結局、練習は休んだ。
右足の腿の付け根の内側に、チクチクするような痛みがあったのと、頭が少しぼーっとしていたため。
腿の付け根の痛みは、それほど強いものではなかったし、熱も36℃後半から、せいぜい37℃に届くかといったところで、
練習もやろうと思えば、できたと思う。
ただ、頭がぼーっととするのは、きっと風邪のせいだし、
腿の痛みは、発熱による関節の痛みのように感じたから、
ひどくなる前に治しておこうと思い、休むことにした。
今までであれば、たぶん、今日の状態なら、薬飲んででも、練習に行っていたと思う。
実際、今日も、駅の改札の前で、家に帰るか、ジムに向かうか、どちらの電車に乗るか、しばらく迷った。
結果として、今、また、咳が出てきたし、熱も37℃を超えている状態なので、休んでよかったと思っている。
ただ、休もうと思ったのは、体調だけが原因ではない。
昨日も書いたが、「燃え尽き症候群」も大きな原因だった。
振り返ってみると、
今まで、毎日のように、
「今日は、練習に行かなくてはならない」
「トレーニングしなくてはならない」
「走らなくてはならない」
・・・・・・・
と「〜しなくてはならない」で自分を縛ってしまっていたような気がする。
明確な目標があった頃は、それで、充分続いたけど、いざ、目標が薄れた時に訪れた状態が、今。
幸い、今はまだ、ムエタイが好きだから、楽しく続けていられるけど、
それでも、このまま、自分を追い込み続けると、試合だけでなく、ムエタイ自体も楽しくなくなって、やりたくなくなってしまうのではないだろうか?
そんなふうに感じる。
自分で、自分を追い込んで、追い込んで、その結果、燃え尽きてしまうのでは、あまりに悲しすぎる。
せっかく楽しいと思ってやっているのに・・・
これからは、意識して、メリハリをつけられるように心がけたい。
練習中は、そして、試合前は、一生懸命がんばる。
しかし、そうでない時には、あまり、自分に「〜しなければならない」を押し付けすぎないこと。
そして、まずは、「楽しむ」ことを大切にしたい。
とはいえ、ダラダラしてしまうのも良くない。
そのあたりのバランスが大切だと思う。
とりあえず、がんばるところや、節制するところはしっかりして、抜くところは抜く。
とはいえ、練習を休むことは、すごく怖いことなのだ。
1日休めば、それだけ、うまくなれない、筋肉が落ちる・・・
と、考えてしまうのだ。
しかし、もう3つ勝ったんだから、そろそろ、そんな恐怖感は捨てて、自分に自信もたなければならないんだろうとも思う。
格闘技では、
いや、スポーツでは、
いや、生きていくことにおいて大切となる、
「自分を信じる」という意味では、これが、いい機会となるかもしれない。
いつまでも、馬力勝負一本やりでは、疲れちゃうし、燃え尽きもするわな。
このへんで、「楽しむ」ということを、もう一度考えてみたいと思う。
そうでないと、いつかは何もかもが、つらくなってしまうような気がする。
そして、今は、とにかく咳がつらい・・・。
なので、今日こそは早く寝ようと思うが、ストレッチだけはしておきたい、という気持ちもある。
性懲りもなく。。。
ということで、とりあえず、今日はここまで。