ローマは、1日にして成らず。


今日の練習は、
フォームを確認するように、軽くミット5ラウンドにとどめた。
ちょっと、ぼーっとするかな?って感じはあったけど、
それなりに動けた。


右ミドルも、
左ミドルも、
前蹴りも、
いい感じ。
試合に向けて、準備上々って感じ。
ついでに、気持ちも、盛り上がりつつも、
今は、比較的落ち着いていて。



体調も、体調だから、
あまり、追い込んだり難しいことはせずに、
ひとつひとつのパンチ、キックのフォームを確認したり、
簡単な、コンビネーションの練習したり。
あまり、やりすぎて、風邪が悪化しないように。


残りの時間は、人に教えた。
今更ながら、人に教えるって、とっても難しい。
特に、何カ月か、何年か前に、エムゴーも通った道であれば、それだけ、教えるのが難しい。
どう考えているかが、何となくわかるけど、
その考え方を、180度変えなくてはいけないということも、同時にわかっているので、
それが説明できない。


今日教えようとしたことは、
蹴るとき、腰を入れようとして、蹴る前から腰がかえってしまうのを、矯正すること。
ちょっと前まで、エムゴーも、左がこの状態だった。


スネの外側にヒットしてしまうので、蹴りに威力が出ないうえに、
外側は、弱い部分なので、けがもしやすくなる。


こうなる理由は、
「蹴るときに腰を入れろ!」って言われるから、
それを意識しすぎるあまり、腰を早く回転させてしまう。
体が固いことも、影響しているのだろう。


一度このフォームを覚えてしまうと、
腰がはいって、蹴っていると、錯覚して、なかなか直せないのだ。


まず、「腰をかえすこと」を意識から取り除いて、
前へ思い切り蹴りだすことから、もう一度始めなくてはいけない。
しかし、本人は、その「腰をかえす」フォームを覚えているし、
それに、腰が入っていると感じている。
だから、意識が、矯正を邪魔してしまう。
たぶん、何かのおりに自分で気づいたときに、わかることだろうと思う。
そのヒントを、一生懸命出そうとするのだが・・・


教えるのは、覚えるより難しいかも・・・


少しずつ、ゆっくりやるしかないね。
「ローマは、1日にして成らず。」だ。



練習から帰って、少し、頭がぼーっとすると思って、
体温測ってみると、7度7分。
黄信号かな。
今日も、おとなしく寝よう。


ということで、今日はここまで。