もう一度、初心に返って・・・

ジム


今日の練習は、きつかった。
いつもに増して、動きっぱなしだったから。
それに、いつものことだが、ここで練習すると、もれなくタイの気候つき？
つまり、室温設定が３５℃くらい。。。
そりゃつらいよ！


で、ここで練習している人のうち、２人が、
１１月のエムゴーのでる予定の試合に出るらしい。


ということで、練習は実戦的なメニューに。
まず、インファイト（接近戦）のマススパー。
文字通り「接近戦」なので、手を出し続けなくてはならない。
１分間とはいえ、手を出しっぱなし、
そして、ガードも。
疲れました。


ここで収穫。
左のショートアッパーが有効なこと。
相手の腕が動くところを狙って、コツコツとショートアッパーを連打で当てていく。
別に、ダメージを与えるわけでなくても、
相手がいやがって、意識がショートアッパーに向かってきたところを、
ストレートなり、ヒザ蹴りなりにつなげる。
それに、意識がショートアッパーに釘付けにできれば、
相手のペースは崩れるし、攻撃しにくくなるはずだ。
ということは、エムゴーは自分のペースで闘えることになる。


こういうところから、自分のペースに引き込んでいく。
そういう意味で、大きな意味がある、と思う。
今後、しばらく、試してみようと思う。



次に、首相撲。
これは、エムゴーの苦手。
どうしても、自分にとって、いい体勢が作れない。
簡単に、ヒザを食らいそうな体勢になってしまう。


なぜだろう？？


振り返ってみると、
首相撲になった時、あまり動いていないような気がする。


首の取り合い、
ヒザの蹴り合い、
そして、相手との力比べによる崩し、
だけ。
横への動きがない。


そんな感じ。


だから、
もっと横に動いて、相手を振り回しながら、崩していくことが必要ではないか、と感じた。
相手に、右に、左に動かれれば、それだけやりにくくなるだろう。
そして、スキを見いだして、有利な体勢に持ち込む。
そういう闘い方をするよう意識しなくてはいけないのだろう。
特に、エムゴーのように、腕力抜群というわけではないタイプにとっては。


結局、
打開策は、


動けということだ。


スパーリングと同じく、首相撲でも。
なんか、動きっぱなしで疲れそう。
スタミナつけなくっちゃ。
でも、体の力を抜いて、自然な動きができれば、「意外や、意外」というわけかもしれない。
だって、それができている人もいるんだから。
もちろん、それは、ほとんどが、トッププロだったり、チャンピオンだったりするけどね。



それと、首相撲のときのヒザ蹴り。
これは、少しつかんだかもしれない。
あまり焦らずに、力まずに、確実にヒザを、相手の腹に当てて、
首をつかんで、引きつけながら、
腰で、ヒザを押し込む！
感じ。


ミットでは、比較的、力抜いて蹴ってたのに、トレーナーからは、
「そうそう」
と言われたから、これでいいんだろう、と。



あと、右ミドルも、まあ良かった。
数多く蹴ると、いい時と、そうでないときのばらつきがまだまだあるけど、
とにかく、
かかとかえして、ヒザを入れて、腰で押し込む
です。


で、腰で押し込む時、腰のかえしを意識すると、少し早く、鋭くなって、
それが、スピードとキレ、そして、威力につながる。
それができているように感じられた蹴りが、そこそこあった。
この蹴りをいつもできるようにすること。
これは、これからの課題です。



で、さっきの話に戻って。
１１月の試合に出ると言う２人にとって、これが、はじめての試合なのです。
エムゴーもそんな時があったけど、
はじめての試合って不安なんだよね、たぶん誰でも・・・


ということで、少しだけ試合のことなんかを話しました。
「まあ、スパーリングの延長みたいなもんですよ。」
みたいな感じで。
先輩みたいに。


でも、
ちょっと待て！


エムゴーは、５試合しているとはいえ、
はじめて勝ったのは、つい４カ月前。
それから、２回勝ったとはいえ、それだけ。


それなのに、調子こいて、上から話すみたいにできるのか？
って、感じた。


２連勝したこと、
そして、前回、強い相手に勝ったことで、
調子に乗ってるんじゃないか、って感じた。


それなら、大きな勘違いだ。
まだ、負け越しているし、
いつだって、もっともっと強い人はいる。


だから、
初心に返って、
もっと、謙虚にがんばっていかなくては・・・。


でないと、
今までの練習と、がんばりが、無になってしまいそうな気がした。
ここらで、もう一度気持ちを引き締めなくてはいけない。
そんな時期にさしかかっているように、感じた。



それと、同時に、
これは、不安の裏返しなのか？と感じることもある。


２回勝ったとはいえ、
強い人に勝ったとはいえ、
やはり、不安である。


あのときは、たまたま、勝てたにすぎないって。
２回勝っても、自信がもてきれていない、そんな自分もいる。
それを、なんとかしたいと言う気持ちが、自分の中にあって、
それが、無理に自分は強いと思い込ませているのかもしれないと・・・


これも、自分が克服していくしかない。
練習と強いハートとで。



まあ、原因が、どちらかにせよ、
双方にせよ、
もう一度、初心に返って、謙虚にがんばっていこうと思う。
まだまだ、進化できるはずだから。



ということで、今日はここまで。