減量


キックボクサーにしても、ボクサーにしても、減量は厳しいものだ。
マチュアでさえ、きついのに、プロともなれば、しかも、世界チャンピオンともなれば・・・。


ちょうど、減量しなきゃ、って昨日思ったばかりのところに、タイムリーに、WBCフライ級チャンピオン内藤大助選手の減量について、ネットに出ていたので、それについて。


11日のタイトルマッチに向けて、すでに、今日の時点で、リミットに到達したという。
落とすのが、ちと早くない?、と思った。
無理せずに落ちたというのは、コンディションとしては、最高にいいということだろうとは思いますが。


と思っていたら、相手の亀田大毅選手もリミットに到達したという。
プロボクサーの減量って、そんなに早めするものなのだろうか?
うちのジムのタイ人が、計量前日に、あと3kgとか言ってるのと比べると余裕があるような。
どっちが、普通なんだろう。


それはさておき、内藤選手の減量について。


その方法が、「コンビニ減量」だという。
ここ10日間、1日2食全て、コンビニで買う、菓子パンとスープだったという。
1日300円。
安上がりな減量だ。
それで、無理なく体重が、リミットまで落ちたという。


エムゴーも試してみようか?


でも、菓子パンとスープ。
それで大丈夫なのかな?と思った。
これから、大勝負を迎えようとしている、世界チャンピオンが。
これまで、何戦もしているチャンピオンなのだから、もちろん問題はないんだとは思うけど。


でも、コンビニ飯のほうが、好きなものを食べられる、っていうのには、ぷっ、と笑ってしまった。
まあ、リップサービスのひとつなんだろうけど。
でも、普段、何食べてるの?って思っちゃいます(笑)。


内藤選手は、ジャムパンが好きらしい。
ジャムパンを食べると、カロリーは高いけど、動いて消費すれば大丈夫って。
なんとも、庶民的な、チャンピオンです。
手の届かないところにいるはずの、世界チャンピオンが、思わず、身近に感じてしまいます。
すみません。


この減量法は、苦しい、下積み時代が長かった経験から生まれたものでもあるのでしょう。
そういう意味では、つらかった時期のハングリーさが、失われていない証拠なのかもしれないですね。


タイトルマッチでの、ハングリーな闘いを期待してます。


しかし、この「コンビニ減量」も、実際は、菓子パンとスープ以外に、トレーナーの指示に従って、サプリメントを摂り、しっかり栄養補給はしていたということです。
そのあたりは、しっかり考えて、準備しているのです。
なので、一般の人が、うわべだけで、これを真似したらいけません。
くれぐれも、ご注意あれ。