「バンコク・自分探しのリング」吉川秀樹著


新しいカテゴリーを作りました。
エムゴーが、読んだ本の中から、よかったものの感想と紹介をしていきたいと思います。



1発目は、
バンコク・自分探しのリング」(吉川秀樹著)です。


いきなり、エムゴーらしいタイトルの本です。
もちろん、リングとは、ムエタイのリングです。


この本を読むのは、2度目ですが、
2度目の今回は、前回にはなかった、共感というか、思い入れというか、そういった強いものを感じた。
それも、いま、エムゴーが置かれている状況にシンクロするものがあるからだ。


タイ・バンコクで、ムエタイに取り組む若者5人の、
苦悩の中で、迷いながら、一生懸命に前に進もうとしているその姿。
エムゴーも、なんとなく、進退を考えなくてはいけない時期にさしかかっているのかなと思っているときだけに、
その迷い、もがく姿に自分を感じる。
おかれた状況は、異なっても・・・。


たぶん、同じような苦悩の中にいる人でないと、響かないかもしれないけど、
エムゴーには、こんなところにも仲間がいる、って感じられて、
つかの間、心強く感じられた。


今度は、今の苦悩を乗り切ったときに、読んでみたい。
すると、また、違った共感が生まれると思う。
なぜか、楽しみだ。


バンコク・自分探しのリング―ムエタイを選んだ五人の若者

バンコク・自分探しのリング―ムエタイを選んだ五人の若者