いつもと違う思考をすると・・・。


昨日からの風邪で、何となくきつかった。
日中は、かなりよくなったのだが、日が沈み、練習に入るあたりから、またきつくなってきた。
それでも、練習を休むことはせず、がんばってみた。
とはいえ、風邪薬を飲んで臨む練習はきつかった。
スタミナがもたずに、息があがってしまう。
といっても、先週のようなスタミナ切れとも違う、
先が見えないような、きつさだった。


それでも、練習を続けていくうちに、
不思議なことに、いったん動けなくなったはずの体も動くようになってきた。
そして、なんとか、いつも通り、
やや少なめにはしたが、最後まで練習をこなすことができた。


練習では、風邪で、体の動きが悪かったのが幸いしてか、
いつもと比べて、無駄な力が体に入らずに、
相手の動きを、落ちついて見ることができ、
そして、対応もできていた。


その上、今日良かったことは、ヒザ蹴りが何度も当たったこと。
いつもと違う体の状態が、逆に、いつもと違う思考を作ったのかもしれない。
いつもは、ヒザ蹴りを蹴るときに、しっかり踏み込めずにいたのだが、
今日は、しっかり踏み込んで蹴れていた。
それによって、面白いように、ヒザ蹴りが当たるようになったのだと思う。
とすると、この感覚、いつもと違う感覚、そしてこの思考を、
次の練習まで、いや、この後ずっと、忘れることなく、この身に覚えていられるものだろうか。


それが、今日の練習の成果、わざわざ、風邪をひいた中でした練習の成果を、
意味のあるものにするキーポイントとなりそうだ。