本番のための練習とは・・・


昨日の練習も、熱かった。
いや、蒸し暑かった。
真夏のジムに戻ったようだった。


ミットでは、右ミドルが、かなりよくなっている実感があった。
前に、体重をかけて蹴れていた気がする。


しかし、土曜日の練習で、体の力を抜くことの効用を知ったはずなのに、
自然に力が入ってしまった。
それも、疲れてくればくるほど、力が入ってしまい、
余計にスタミナが奪われる。
そして、ガードが落ちる・・・悪循環である。


サンドバッグは、調子良かった。
右ミドルも、左ミドルも、ヒザ蹴りも、コンビネーションも・・・。
形はできつつあるのだと思うが、
でも、それが、実戦、対人となると、その通りできなくなる。
実戦となれば、相手からのプレッシャーを受けるわけだし、
ノープレッシャーでない限り、それは、当然ではあるけど、
それをクリアできなければ、いつまでたっても、練習の状況でしか通じない、練習のための練習に過ぎない。


それが、浮き彫りになったのがシャドー。
あとで振り返ってみると、シャドーをしている間、自分が攻めているシーンしかない。
それはそれで、自分のイメージどおり攻めきるという意味では大切なことだと思うが、
実戦で、相手からのプレッシャーを全く無視して、
わが道を行くというスタンスで攻めきれるほど、ふてぶてしければ、
また、馬力充分であれば、問題ないけど、残念ながらそうではない。
まあ、そうであれば、今頃チャンピオンになっていたかもしれない。


とにかく、シャドーに相手がいない。
そんな練習で、実戦で役立つものか?
練習のための練習ではないか?


また、課題を発見したな。