前へ!


前へ!前!
鼻血がでても、
突進やめず



今日の練習は、とにかく、踏み込みを意識した。


ミットでは、パンチでも、キックでも、フォームなんてどうでもいいから、
とにかく、ミットを持ったトレーナーを後ろに下がらせる。
それだけが、課題だった。
蹴りの連打でも、一発一発、一歩一歩ずつ後ろに下がらせて、
蹴り終わる頃には、トレーナーがロープ際になるところまで、押し込んでいく。


サンドバッグでは、
いつもより、遠目に間合いを取って、
パンチを打ち込み、キックを蹴り込む。
右ミドルなんかは、30cm以上前に踏み込んで蹴っていた。
サンドバッグに伝わる力も、いつもより力強く感じた。


シャドーでも同様に、
前に大きく踏み込むことだけを考えて、フォームチェック。


仕上げは、トレーナーとのスパーリング。
おちょくられているかのように、次々と顔面にパンチをいただく。
これは、ガードの問題ではなく、パンチが見えていない、という問題だと思われる。
しかし、それでも、鼻血を出しながらも、前に出て行く。
踏み込みがいつもよりは大きかったのか、パンチも、右ミドルも、時々とらえることができていた。


終盤になると、攻め込まれることが多くなり、
そうなると踏み込みが小さくなり、必然的に、後ろに体重が残った蹴りとか、パンチになってしまった。
めったに、ヒットしなくなる。
でも、最後まで、気持ちがキレず、前に出て行こうとする意志を持ち続けられたことは、ほめられていいと思う。


ということで、今日は、よくがんばった。
拍手しよう。
少しは、「己に勝つ」ことが、できたのではないか、と感じた。