本当のスタミナ


ちょっと本気のスパーリングをしたら、1ラウンドの半分ももたなかった。
今日もまた、スタミナ切れ。


ただの、疲労蓄積故か?
それとも、ちょっと深刻か?
あわてて、練習後に、ランニングをした。
1日や2日走ったって、
それも、練習後の疲れの中、ペース落として走ったって、
何の足しにもならないことを知りながら、いても立ってもいられなかった。


それでも、スタミナが切れるまで、すごくよかった。
カウンター気味の左フックや、
コンビネーションで追い込んで、ボディフック、
相手の攻撃をブロックしながらのボディフックと、
まぁ、ほぼ完璧だった。


テクニック的に、格の違いを見せたつもりだったが、
一息ついて、時計を見ると、まだ1分半。
そこからは地獄。
とにかくガードして、ダメージを食らわないようにしながら、カウンターを狙うだけ。
押し込まれっぱなし。。。


まぁ、これが、試合のときに感じる疲れと似た疲れなんだろうけど。
あそこまで、動けなくなるとは。
それも急に。
いままで、力を抜いてできていた、スパーリングは何だったのか?
その疑問だけが残った。


これを、本番で、思い知らされなかっただけでもよかったか。



その後、首相撲
首相撲は、苦手だ。


ほとんど、相手にいいように首を取られてしまう。
ダメダメですな。


しかし、相手がヒザを蹴ってくるところを振って、逆にヒザを入れることだけはできていた。
何度も、何度も、うまくいった。
それだけで、なんとか、倒されることなく、乗り切った。


何かひとつできることがあれば、なんとか、対処できるということだ。


何もかもうまくやろうなんて、考えてはいけない。欲張ってもいけない。
落ち着いて、今できることを確実にやって、対処するしかないんだから。


そう学んだ。
こう考えると、スパーリングで、力抜けてきたと感じたのも、全くの思い違いでもなかったようだ。
闘いに余裕が出てきた。



最後に、今日もいつもの反省。
「己に勝つ」ことができただろうか?


スパーリングの後半1分半が、すべてを物語っている。
もう少し、粘ることはできなかっただろうか?
たとえ、あと、1分でも、いや30秒でも、ほんの10秒でも・・・
その、ほんの少しの積み重ねが大切だと思うから。