夕張復興計画案


あまり、時事ネタには強くないエムゴーですが、今日は、「夕張ネタ」を。
企業で言えば、破産の状態にある北海道夕張市
その、復興案として、エムゴーの、素人考えをここに披露したい。



「東京都夕張村」計画。


言ってみれば、破産した夕張市を、東京都のお金で再生させるという計画。


まず、都市インフラから。
ライフライン、消防、警察、ごみ処理、清掃などは、東京都の公共事業として、東京都内の業者と地元夕張の業者が協力してあたる。
それに加えて、周辺自治体から、請け負うことも可能な体制を作り、自治体として収入源を作る。
これにより、夕張には、インフラが整備され、生活しやすくなるし、仕事も創出される。
また、周辺時自治体のインフラへの負担が減るかもしれない。


とはいっても、周辺人口がせいぜい10〜20万人程度と考えれば、人不足が考えられる。
当然、仕事があれば、かつての炭鉱全盛時代のように、人も集まってくるだろうが、
東京に住んでいて、2、3年なら北海道に行きたいという人(たとえば、警察官、消防士、教師・・・)もいるだろうし、そんな人の交流を進めることによって、当面は解消できると思う。


次に、リトル・トーキョー計画。
夕張に、ショッピングエリア、レストラン、エンターテイメントなどを含めた、リトルトーキョー地区を作ること。
これにより、夕張に限らず周辺からも、「遠い」札幌ではなく。「近い」リトル・トーキョー(夕張)に来る人が増えるだろう。
また、その充実の度合いによっては、若い人が地元に残ったり、スキーや避暑の目的で来る観光客も増えるのではないだろうか?
(今日作って、明日から大繁盛ということはないだろうけど。)


リトル・トーキョーの中に、リトル六本木、リトル歌舞伎町なんてあっても面白いだろう。
そしたら、東京都民に限らず、一大観光地として、成立する余地があるのでは?


こんなことは、東京都の財力でないと可能にはならないだろう。
まあ、ビル・ゲイツならできるかもしれないけど・・・。



最後に問題点について。
いろいろ問題点はあると思うが、気づく範囲で考えると、


まず、地理上の問題。
距離的に離れていること。
北海道にあるということで、「飛び地」であるということ。


距離について言えば、
小笠原諸島も東京都だし、距離的にそれほど変わらないのではないか?
むしろ、飛行機を使えることを考えれば、時間的には、夕張の方が近いのではないだろうか?


「飛び地」の問題については、
距離的な問題を別として、和歌山県には、三重県奈良県にそれぞれ飛び地を持っているので、これも、不可能でないはず。


あとは、金の問題を別とすれば、北海道や道民の感情の問題。
これが一番大きいと思うが、たとえば、永久に、東京都に編入するのではなく、100年とかで区切ってはどうだろうか?
100年が長ければ、50年ごとに更新とか、いろいろ考えられる余地はあると思う。


以上が、エムゴーが考える夕張復興計画。
土地がなくて、金のある東京に、土地があっても、金のない夕張が、結びつけば、というもの。
「夕張」が、奥多摩より、ちょっとばかり遠い東京の田舎的な位置づけになればいいと思うけど。
いかがでしょうか?